フリーランスで生きていくには?将来に備えてライフプランを立てよう

公開日:2023/04/15


近年はフリーランスで働く人が増加しています。企業や団体に所属せずに、自分の能力で報酬を獲得する働き方は魅力的ですが、企業に勤めている人よりも生活を送るのが苦しい人や、老後資金がなかなか貯まらずに困っているという人もいます。今回は、フリーランスで生活するうえで注意すべきポイントなどを含めながら、解説します。

フリーランスに必要な貯金額は?

まずは、フリーランスになるうえで、必要な貯金額について解説します。

貯金はどれくらい必要か

企業に勤めている人とは異なり、毎月決まった時期に給与が支払われることがありません。仕事を完了したタイミングで報酬を受け取るときもあれば、前払いで報酬を受け取ることもあります。また、仕事を完了した月の翌月末に報酬を受け取ることもあります。

このように、請け負う仕事内容により報酬を受け取るタイミングが異なるため、ある程度の期間は報酬を受け取らなくても生活を送れるだけの資金は必要です。一般的に2~3か月分の生活費は貯金しておくとよいといわれています。これは、急な病気や景気の変動などで仕事ができなくなったときにも生活を送れるようにするためです。

もし可能であれば、さらに2~3か月分の生活費がある状態であれば、難なく生活できるといえます。

突然の病気や将来に備えてできること

病気や怪我に見舞われたときでも、引き続き働けるとは限りません。仕事量が減少すると収入減につながるため、さまざまな制度を活用して資産形成しておきましょう。

年金

企業に勤めている人と比較すると、将来に対する備えはできる限り早くから行っておくことが必要です。その理由は、年金と預貯金で老後の生活を送らなければいけないからです。フリーランスは企業に勤めている人とは異なり、退職金や厚生年金がありません。そのため、自分で資産を運用しながら、貯蓄を用意しておく必要があります。たとえ年金を毎月納め続けたとしても、40年間支払った場合でもおよそ78万円が満額です。これだけでは老後の生活を送るのは困難です。

さまざまな制度を利用する

近年、フリーランスに向けた制度があるため、自分が希望するものがあれば加入しましょう。ただし、独立したばかりであったり、売上が安定していなかったり、多額の費用が発生したりしていると、収支が安定しないため、おすすめできません。まずは、今の事業を軌道に乗せることや、多額の費用を支払うことに注力するべきです。将来に備えることも大切ですが、不安定な時期は加入するのを避けて、軌道に乗ったときに支出するようにしましょう。

自分で金銭管理しなければいけない

住宅、教育、老後のライフプランニングを自分で行わなくてはいけません。仕事を受注して生活するためのお金や、投資のためのお金を獲得することだけではなく、将来に向けた備えも行います。そして、売上も月により変動があり、景気の影響も受けやすいため、企業に勤めている人より安定していないといえるでしょう。お金の専門家に相談するなどして、賢く資産を運用してください。

フリーランスこそライフプランを作るべき?

収入が不安定になりがちなフリーランスですが、収支計画を人生設計とともに考えるライフプランを立てるべきなのでしょうか?解説します。

老後資金の準備を行うために必要

まずは、老後資金にいくら必要なのか考える必要があります。そのために、今からできる資産形成の方法を考えます。企業に勤めている人のように、天引きや掛金から拠出してくれることはありません。老後資金がどれくらい必要なのかわからないときは、ファイナンシャルプランナーなどに相談しましょう。

収入の変動があるから

企業に勤めている人とは異なり、収入に変動があります。よほどのことがない限り、毎月の収入がいつまでも右肩上がりということはありません。落ち込む月もあるため、それを把握したうえで生活を送る必要があります。たとえば、イベント関連の仕事を請け負っているフリーランスは、イベントが多くなるお盆や年末年始が稼ぐ時期です。

反対に、企業と業務委託契約している在宅ワークのフリーランスは、お盆や年末年始は大抵の企業が休業となるため、その期間より前に仕事を受注するように業務量を調整する必要があります。手を打たなければ仕事がもらえないため、収入が減少してしまいます。

このように、収入の変動で資産形成する金額も変動します。企業に勤めている人のように、毎月決まった金額を資産形成に運用するのは難しいでしょう。

事業計画が立てやすくなる

このため、ライフプランを立てておけば、老後に必要な資金がわかるだけでなく、事業収入をいくらに設定すればよいのかわかります。がむしゃらに稼ごうとしなくても問題ないことがわかると、精神的に落ち着けるようになるでしょう。

まとめ

お金の専門家に相談すると、金銭管理の漠然とした悩みは解消するようになります。それだけではなく、事業計画が立てやすくなるため、体が動くうちに必死で働くという発想がなくなります。そのため、ワークライフバランスを実現しやすくなるでしょう。自分が仕事するために時間を確保するだけではなく、将来のために資産を形成することにも時間を割きましょう。ただし、時間は無限にあるわけではないため、上手に専門家を活用してください。

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